完璧を求めすぎると、始められなくなる理由
「もう少し準備してから」「あと少し勉強したら」
そう思っているうちに、気づけば何も始まっていない。
起業を意識し始めた頃の自分が、まさにそうでした。
でも、今振り返ると完璧を目指すあまり止まってしまうことこそ、一番の遠回りだったと感じています。
なぜ人は「完璧に準備してから動きたい」と思うのか?
人は失敗を恐れる生き物です。
「周りからどう見られるか」「うまくいかなかったらどうしよう」
そんな不安を埋めるために、準備という名の安心材料を集め続けてしまう。
でも、実際には“完璧な準備”なんて存在しません。
むしろ、動きながら整えることでしか見えてこないことの方が多いと思います。
僕自身、最初は何もかもが不安でした。
リスキリングでWebエンジニア講座を受けながら、友人が立ち上げた会社で副業としてCG制作を手伝うようになりました。手当たり次第挑戦してみた。考える前に行動してみた。
正直、完璧なスキルなんて全くありませんでした。
でもやってみると、「自分はここが苦手なんだ」「この部分は得意かもしれない」と、動いたからこそ分かることがたくさんありました。
机の上で完璧を追い求めていた時間よりも、実際に動いた時間の方が自分を成長させたし知識も増えました。
この一年で強く実感しています。
挑戦していると、うまくいかないことの方が多いです。
でも、それが普通。
「まだまだだな」と感じること自体が、成長している証だと思うようになりました。
完璧に見える人たちも、裏では失敗と修正の繰り返しを続けていると思っています。
だからこそ、“下手でもいい”くらいの気持ちで一歩踏み出すことが大切なんです。
まとめ:完璧よりも、まず動こう
完璧を求めるよりも、動きながら学ぶ。
その積み重ねがいつの間にか、自分だけの形になっていく。
いまの自分の座右の銘は、
完璧じゃなくても、今日の一歩が未来を変えると信じています。
一歩。一歩。進んで行こう。


